またもマイケルの話題です。前回、マイケル・ジョーダンのディフェンス
という記事で、マイケルはディフェンスも一流であるということを書きました。
今回はオフェンスです。
マイケルジョーダンのオフェンスというと、ダンク、ダブルクラッチ、
トリプルクラッチ、フェイダウェイジャンプショット…などなど、
幾らでも出てくると思います。
有名なシーンも数え切れないくらいあります。
そうなんです、いまさらマイケルのオフェンスの凄さと言っても…
という感じですが、
今回はマイケルのスーパープレーをハイライトでしか見たことがないという、
私らよりも下の世代の皆様にぜひ観て・見て頂きたい動画です。
その名も、
Michael Jordan UNSTOPPABLE Offense Highlights Montage 1990/1991 (Part 1) - LEGEND
です。
アンストッパブルです。
止められないです。
そして、この動画の最も重要なポイントは 1990/1991 シーズンのみのプレー集ってことです。
そう、マイケルのファンやNBA好きの方はピンときたと思います。
このシーズン、マイケルは初めてチャンピオンリングを手にするわけですが、
そのNBAチャンピオンになる直前のプレー集です。
この動画には、マイケルの代表的な リバースレイアップ(5:11~) をはじめ、
有名なハイライトシーンが多数出てきますが、
それ以上にあまりハイライトでは見ることがないのに、
今見ても思わず唸っちゃう、とんでもないスーパープレーが多数収録されています。
とにかく御覧ください。
いかがでしょう?
今見ても色あせないどころか、驚くプレーだらけですよね。
そして、よく見たらわかると思いますが、
この動画はひとつの試合からいくつものプレーが収録されています。
そう考えると、普通のプレーヤーの生涯のハイライトがマイケルだと2~3試合、
下手すりゃ1試合で観られると、大げさではなく言えるかもしれません。
一般的にアスリートの体力・身体能力は28・29歳くらいが最もピーク、
いわゆる油の乗った状態と呼ばれる頃になり、それが30代前半頃まで続くと言われています。
この動画の頃のマイケルがまさにそのピークに差し掛かろうとする頃で、若い頃からずば抜けた身体能力を持っていたマイケルが、ハードなトレーニングでさらに進化している頃といえます。
初期の頃の派手なプレーもありつつ、
驚異的なボディバランスでのしなやかなプレーも随所に見られます。
まさに、UNSTOPPABLEなプレーばかり。
当時のマイケルがバスケットボールというスポーツを急速に進化させた記録です。
それでは最後にマイケルの最も代表的なプレーと言ってもいい、このプレーを。
素晴らしい。
私は未だにこれを超えるプレーは出てきていないと思っています。
もちろん、劇的なブザービーターや色々な記録を塗りかえるようなプレーはあるかもしれませんが、
前後の流れや状況を一切排除して、ひとつのプレーだけでの衝撃は群を抜いているのではないでしょうか。
凄いプレーばかりでしたが、あくまでもこれは優勝前のマイケルのプレー集。
このあと、さらに進化したマイケルは通算6度のNBAチャンピオンとなります。
すごいですね。
当時のマイケルが履いていたのはエア・ジョーダンの5と6。
世界中で大ヒットしましたが、やっぱり今見てもカッコイイ!
このシーズン、遂にチャンピオンとなったマイケル。
NBAファイナルの相手はマジック・ジョンソン率いるレイカーズでした。
その時のプレー集はこちら。