ボブ、ご存じですか?
マーリィではなく、ディランでもなく。
もちろん、サップではありません。
ロスの方です。
そう、ボブ・ロス。
このお方です。
ボブとの出会い
1990年代はじめ頃にNHK-BS1で放送されていた、
ボブの絵画教室(原題:The Joy of Painting)でおなじみのボブ・ロス氏です。
当時、中学~高校生だった私はNBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)中継をよく見ていて、
そのNBA中継(の恐らく再放送)後にこのボブの絵画教室が放送されていたのでセットでほぼ毎回見ていました。
みるみるうちにすごい絵が描き上がっていく様に驚いたものでした。
どの程度編集されているのかわかりませんが、
『30分弱でこんな絵が描けるなんて、ボブすげー!』
と本当に尊敬していました。
今、YouTubeで見ても描いている流れはほとんど編集されている様子はないので、
実際に30分くらいで描いていたんだと思います。ボブすげー!
ただ、当時私の周りでは誰もボブの話題をする人はいなくて、
なぜか私もボブの絵画教室の件を友人に話すことはなく、
それなのに毎回欠かさず見ていました。
今思えば、私にとって青春時代の密かな楽しみだったんでしょうか。
その後、大人になって社会に出てふと思い出して、
ボブのことを話したら意外とみんな知ってて、あ、こんなに有名だったんだ。
と驚いたものでしたし、そりゃそうだよな。なんたってボブだもの。
とも思ったものでした。
テレビ番組 ボブの絵画教室(The Joy of Painting)
そのボブの絵画教室ですが、調べてみたところ、
1983年から1994年にかけてアメリカPBSテレビで放送されていた『The Joy of Painting』が、
日本でもほぼ同時期に『ジョイ オブ ペインティング -ボブの絵画教室-』としてNHKのBS1で放送され、人気を博していました。
私同様、吸い込まれるようにボブの筆さばきを見続けてた人は多く、やはり大人気だったようです。
そして、放送終了から約10年経った2004年6月には、人気番組『探偵ナイトスクープ』で「ボブに会って直接指導してもらいたい」という依頼が放送されるほど、根強い人気でした。
ちなみにこの放送時、既にボブが亡くなってしまっていたため、
ボブの声を担当していた石井隆夫氏を招いて『ボブの声』で指導されていました。
実際、この石井隆夫氏の声もかなり良い感じで、あの声で、
「ね、簡単でしょ」
って言われたら『おお、ボブ!簡単に描けるよ!』となりますね。
実際にボブの筆さばきを石井隆夫氏の吹き替えで御覧ください。
描ける気になりますよ。
いかかです?
ほらね、簡単でしょ?
ボブのフィギュア
そして、やっと本題です。
コレ。
良くないですか?
頭に鳥。
欲しいなー。
と眺めていたら、フィギュアではないけど、いかにもアメリカっぽいグッズがありました。
Tシャツ。
そう、ボブT。
そしてもうひとつ、
ポップでアートなボブ。
欲しいものだらけですね。
ボブカット
よく、女性の髪型でボブカットというのがありますよね。まあ男性でもいいんですけど。
こんなかんじで。
ただ、私にとってボブはロスなのです。
マーリィでもサップでもなければ、上の写真のボブではないのです。
なので、女性が「ボブにしようかな」とか言っていると、
マジで?
ボブに?
と思ってしまうのです。
もちろん、わかっていても一旦ボブ・ロスを思い浮かべてしまうのです。
そのくらい私にとってボブは偉大な人なのです。
ぜひ、みなさんもレッツ、ジョイ オブ ペインティング。
ほらね、簡単でしょ。
