マイケルジョーダンといえば、爆発的な得点力でおなじみでしたが、ディフェンスも一流でした。
キャリアで9回のオールNBAディフェンシブ1stチームに選出されていて、通算スティールは歴代3位。
※ちなみに1位はジョン・ストックトン、2位はジェイソン・キッド(2018年5月現在)
キャリアでのブロックショットは1試合平均0.5ではありますが、
シカゴ・ブルズ時代は平均1以上でガードというポジションとしては異例の数字を残していて、間違いなくリーグ屈指のディフェンダーでした。
というわけで、今回はそのマイケルのディフェンスを特集した動画をご紹介。
Michael Jordan: One of the Best Defenders Ever. YouTube
とにかく、ディフェンスの際の姿勢が良いです。よく部活等でコーチなどに言われる基本の通り。
腰を低く落として、膝を曲げつつ、上体は起きている。
そして、手を挙げる広げるなどして相手の視界を遮ったり、パスコースを消したりしながら自分の間合いに追い込み、長い手を活かしてスティールというスタイルでした。
もし相手のスクリーンに掛かったとしても、自分のマークする選手の動きを予想して回り込みブロックショットをするなど、
とにかく、
よく見てしっかり予想して、正しいポジショニングで速く動く。
というのを繰り返す、相手オフェンスからしたら本当に嫌なディフェンダーだったと思います。
同じシーズンに得点王・MVP・最優秀守備選手賞を受賞しているNBA史上唯一の選手ということからも、
オフェンスはもちろん、ディフェンスでも最高レベルだった、まさに完璧な選手であるということですね。
やっぱり、凄いですね。
ちょっと番外編というか、マイケルの身体能力の凄さがわかるディフェンスでのプレーをひとつ。
ゴール下のディフェンスの際、ポンプフェイクに引っ掛かりジャンプしてしまうも、
そのまま空中で体を捻って逆水平のような形でブロック。
これはモロに相手の腕をたたいてしまっているのでファールでしょうけど、
ものすごいボディバランスです。
このプレー、中継で観たときは思わず声が出ましたね。