私はバスケットボールが大好きです。
観るのはもちろん、下手ですがプレイするのも好きです。
NBAの動画などを観てテンションを上げて試合に臨みます。
身体はついていけてませんが、気分はステフィン・カリーやレブロン・ジェームスです。
きっと私のような人は若者にも中年にも多いと思います。
その中でもマイケルジョーダン全盛期の頃に青春を過ごした我々の世代は
とにかく彼のプレイに驚嘆し、彼のようになりたいと思ったものでした。
本当に彼は完璧でした。
身体能力を活かしたダンク、ダブルクラッチ、トリプルクラッチ。
ドリブルの上手さ、スピード、さらにパス、ディフェンス。
まさに最高のバスケットボールプレイヤーだったことは言うまでもないと思います。
そしてさらに、その中でもずば抜けていたのはやはり得点力。
ダンクなどの派手なプレイだけではなく、フェイダウェイをはじめとする、
アウトサイドシュートが彼の得点力を支えていました。
そんな彼のアウトサイドシュートの素晴らしさが分かる試合の動画をご紹介。
MICHAEL JORDAN: 54 pts vs New York Knicks (1993 ECF Game 4)
もう、25年も前になるんだなー。と思いつつ、
彼のシュートフォームの美しさにため息が出ます。
この動画は特にマイケルのジャンプショットばかりを集めたビデオというわけではなく、
たった1試合の動画です。こんなにもジャンプショットを決めているんですね。
シュートのお手本を探している人は絶対にマイケルジョーダンのフォームを真似したらいいと思います。
ただし、真似をするのはあくまでもシュートフォームです。
シュートのタイミングや厳しい体勢でのシュートは彼ならではというものなので、
フェイダウェイシュートなどを真似するのではなく、
フリースローのフォームを真似してシュート練習をするといいと思います。
そして、ジャンプショットなら、比較的無理な体勢ではない
3ポイントシュートのフォームを見るといいと思います。
ちょうど、フリースローを中心に集めた短い動画もありましたのでこちらもぜひご覧ください。
Michael Jordan Free Throw Form
気付きましたでしょうか?
初期(デビュー当時から恐らく2~3年)とそれ以降で、シュート前にボールをセットする位置が
若干変わっています。
これ意外とあまり知られていないのですが、通常ワンハンドシュートの場合、ボールは体(額)の中心ではなく利き腕の方にセットします。
その方が腕が自然な形で動くので、力がボールに伝わりやすく、真っ直ぐ飛ばしやすいからです。
ジョン・ストックトンなどがまさにその通りのシュートフォームです。
マイケルも動画のスタートあたりでは右肩の上の方にセットしていますが、
途中から額の中心よりほんの少しだけ右にセットしています。
その代わり、左足を少し後ろに引き、体が半身というかやや斜めになり
ボールは体のほぼ中央にありますが、右足の先から膝→肘→ボールと一直線になり、
下から上に力がきれいに伝わる姿勢になっています。
まさに最も美しいと言われるシュートフォームです。
私も練習しなきゃ。
と、いう気持ちになるビデオでした。